「2012年10月22日」のアーカイブ

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TradeMax Zillion 検証 評価 成績




今更ですが、そこそこ認知度もありリリースされてから１年以上が経過して生き残っているＥＡの検証をしてみたいと思います、pino的にも気にはなっていたＥＡですフォワードの成績やバックテストも掲載されているので一定の安心感はありますね。





この商材は有名な検証ブロガーの方などからの評価も高かったりしますので、pinoの視点では・・・というところを感じ取って頂ければと思います。





結論から書きますと・・・経済指標を回避してもドローは突然やってくる、です。









TradeMax Zillion




完全自動売買のＥＡで、ナンピン・マーチンゲール型となり回数やロットの大きさも適切の範囲でＳＬもあります、他に週末決済機能や経済指標回避機能などが搭載されており、リスク回避を謳っています、さぁ果たしてどうでしょうか？





「日本発？？EURGBPのＥＡ」とありますが、EURGBPで動くＥＡは他にもあります、ですがEURGBPで稼動させるのにはスプレッドも狭い方ですし全く問題ないと思います。

バックテストはそこまで悪くない

以下が
TradeMax Zillion バックテストの結果ですが、私のレシオで計算すると数値は0.14となり、このテスト上での最大ドローが発生した場合は７ヶ月の回復期間が必要となります、ちなみにこの結果はペッパーストーンですから他のブローカーでテストするともっと悪いはずです。









期間が２２ヶ月とかなり少ないですので、大した参考にもなりませんが、取引回数的にもカーブフィッティングなどはなさそうです。

全く稼動意欲がわかないフォワード結果

以下はフォワード結果の一部ですが、5000ドル運用で１年３ヶ月の間リアルで稼動させて利益は700ドルです、という事は月利１％無いような状況ですね、負けてないのは褒めますが、稼動させたいか？と言われれば『ＮＯ！』だと思いますが。












また、枠で囲ってありますが開始時にはＳＬが1000pipsで設定されていますが、現状では500pipsに変わっています、見る限り2012年の１月から変更していますね、またこの結果は複利での運用結果となっています。





ちなみに5000ドルスタートですが、５つのポジションがＳＬに引っかかった場合、現状のＳＬですと－2500pips、約4000ドルが吹き飛びます、資金の８０％がなくなるという事ですね、そういった事を防ぐためにもいろいろな機能を搭載しているようですが、指標発表だけを避けられたとしても、所謂ショック相場というものは突然きますから、この設定で稼動させていると一発で再起不能になります。





１年３ヶ月稼動して月利１％未満のＥＡを『一発再起不能の危険』と隣あわせで稼動させるメリットって一体なんでしょうか？pinoにはそのメリットが到底あるようには思えませんが。

TradeMax Zillionのpinoの評価

TradeMax Zillion ・・・ナンピン・マーチンゲールの回数とロットまでは良いですが、ＳＬの数値は意味がないです。





このような設定値ですとＳＬが無いのも同然なので、先日検証した
Forex Blade のような事が未来には起こる可能性が充分あります。






このようなＥＡは結果がでている内は皆さん騒ぎませんが、ドローした日を境に一気に叩かれます、もっと自分がどんなＥＡを稼動させているのかを自覚してリスクを許容した方がいいですね。






原則スキャルピングですので稼動させるのであればスプレッドの狭い業者です、まちがってもＦＸＤＤなどはやめたほうがいいです、EURGBPのスプレッドで言えば全然違いますので。
※ＦＸＤＤが悪いというわけではありません、ロジックの特性上ペッパーストーンなどの方が断然有利という事です。




評価的には到底pinoからはお薦めできる部類のＥＡではありませんでした、ＳＬがせめて現状の半分なら検討できますが・・・^^;






点数　３５点／１００点






※全てpino的主観で評価させて頂いております。





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TradeMax Zillion公式ページ
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